レイバーキャリアにちょっと疲れたので箸休め的に電車の模型をいじっておりますが。
前回盛大な前振りを書き連ねた、鉄コレ富山地鉄14760形のライト点灯化に挑戦です。
まずは集電機構の組み込みから。
って、フツーは集電できてる動力車から着手するもんじゃないの?とも思いつつ、やってみたかったんで仕方ありません。動力に手を加えるのがちょっと気が引けたというのもアリ…まずはT車から手を着けます。
集電パーツはなんの捻りもなく、TOMIXの集電シューJS21と集電スプリングJS06をそのまま利用します。

まずは台車の集電加工。ご覧の通り、左がビフォー、右がアフターです。

スプリングが通る穴をあけ、集電シューとスプリングを取り付け。
集電シューと干渉する内側のリブをちょびっと削る必要はありましたが、難なく組み込むことができました。意外とかんた〜ん。
裏から見るとこんな感じです。

最近では車軸端で集電するピポッド集電が主流なようですので、軸上部から集電シューを押しつけるいわゆる「旧集電」方式は時代遅れですが、旧集電方式のデメリットとして言われる転がり抵抗の増大に関しても、ほぼ走行に支障が無いレベルで調整が出来ました。線路をちょっと傾けると走り出すぐらいのスムーズさです。
続いて床板加工。
スプリングから床下集電板へと導電するための穴をあけていきます。

こんな感じ?

ちょっと開口部が大きすぎました…が、まぁ問題ない。
集電板は最初グリーンマックスの市販品を転用することを考えてましたが、いざ現物を見たらスプリング集電じゃない方式でサイズが合わず。
ハンズで買ってきた銅板を切り出すことにしました。

集電板を組み込んだら、絶縁したウェイトを搭載。

ここまで極めてセオリー通りです。
で、肝心の発光ユニットですが、テスト用の試作サンプルはとりあえずこんな感じにしてみました。

ちょっと考えましたが、シンプルに左右のライトにそれぞれチップLEDをあてがうやり方で。
1608の白色チップLEDに、CRDやらコンデンサやら付けてみますが、果たして…。
テストです。

びかー。光りました!
この時点で薄々気づいてはいたのですが、明るすぎです。
LED2灯ということで20mAのCRDをそれぞれに装備したものの、そもそもLEDの定格をよく確かめておらず明らかに過剰発光…。焼き切れたりしなかったのが救いです。
でもまぁちゃんと集電できて光ったのでとりあえずの初挑戦としては上々、ということで、ボディを仮でかぶせてみます。

うひひ。盛大に透けてますなあ。遮光塗装は必須です。というかそれ以前にやっぱり明るすぎ。
ついいつもの電飾のノリで精一杯光らせてしまいましたが、CRDはもっと低容量のものに替えたほうが良さそうです。
で、ここからが問題なんですが…。
仮組みした点灯車両を動力車と繋いでテスト走行してみたところ、あからさまなラピッドスタートになってしまいました。スロー走行も優秀と定評のある鉄コレ動力を使用してるのに、これはいったいどうしたことかと。
恐らくはCRDの選択を誤ったために点灯回路のほうに過剰に電流がいってしまってモーターの駆動に影響が出てるってことなんではないかと思いますが。TOMIXの常点灯にも対応させたいんですがそれもうまくいってないので、後日調整してみることにします。もろもろ要再検討です。
ただとりあえず「光った」だけでも今回はよしとしましょう。
で、たぶんまた長期放置コースな予感がしますが…。ひとまず以上です。
ではまた次回。
この記事へのコメント
yangmin
自分もDD51 キハ20 キハ40 オハニ30 ヨ5000 などなど…過去にいくつか電飾しました。
その際、CRDは使った事がなかったんですが、アンペアの選択を誤るとそんなことになるんですねぇ(-.-;)
気を付けようっと(^◇^;)
711系も気に入ってもらえたようで良かったです(^-^)ノ
nuke_sve
進んでる…というか、ここからが大変そうなんですが…。
まぁ気長にやっていこうと思いますので、毎度ながら長い目で見て頂ければというかんじです。
CRDですが、よく考えてみたら最終的にTOMIXの常点灯対応を目指すなら、普通の抵抗でも大して変わらないんですよねぇ。
どうしたものか。