工作の進捗でお見せできるモノがないので、「新製品の発表に便乗して手持ちのもけいを紹介しつつこないだの旅の思い出を語るシリーズ」その2。
先日、TOMIXからEF81の600番台ことJR貨物更新車の製品化が発表になりましたね。他のバリエーション同様、動力や細部パーツを現行仕様としたリニューアル発売です。
手元には、オークションで新品をゲットした旧仕様の品番2160「初期型・JR貨物更新車」があります。
現行仕様じゃないのが残念ですが、それもまた初期型らしくてよいのでは、などと思ってたところに今回の製品化発表。こりゃ買い直さなきゃ!?と焦りましたが、よく見たら発表されたモデルは初期型じゃありませんでした。あやうく、値崩れする前に売り払おうとしてしまうところでした。まぁ、初期型EF81各種もいずれ現行仕様で再発売されることでしょうケド。
今回発表となった「600番台」は、JR貨物に移籍した後に仕様変更されて区別のために車番に+600された車両。かつ今回の新商品に付属する選択式ナンバープレートは700番以降のみらしいので、改番前が1XX号機だっただいぶ新しめの車両ということになります。
一方、このJR貨物更新車は腰に巻かれた白帯が特徴ですがそれ自体は改番前からの仕様です。初期型/増備型、移籍前後、改番前後、などなどいろんな違いがあってややこしい…。品番2160の付属ナンバーは2ケタのものだけなので、「初期型の、JR貨物に譲渡された後だけど、600番台への改番よりは前の仕様」ということですね。
ほんとは細かいこと気にし始めると止まらなくなるのでなるべく気にせずに楽しみたいのですが、電気機関車の中で一番思い入れがあるのがEF81なので、どうしても気になって調べてしまいます。
ただ、交直流両用で使い勝手が良かっただけで機関車としての性能は微妙、っていう情報は知りたくなかった…(^^;
そんなEF81ですが、さすがにもう古いので次々と廃車になってます。
これも見られるうちに見ておきたいよね、ということで、先日の旅行の時に立ち寄ったのがこちら。
JR貨物の富山機関区。訪問日は11月27日です。
機関車の基地としてはかなりの要所のようでして、存在は知ってましたがそんな重要拠点とは富山に住んでた頃はまったく知りませんでしたよ。あ、当時はまた役割が違ったのかもですが。
富山地方鉄道の稲荷町駅のすぐ近く、北陸新幹線の高架沿いにあります。地鉄で立山まで行った帰りに途中下車、雨の中をとぼとぼと歩いて行ってきました。
これはもう廃車ってことなんでしょうか、ナンバープレートが取り外されて手書きになってる39号機。
ボロッボロです。切ない…。
あとで調べたらこのエリアは「墓場線」などと言われているようで。
ここに並んでる機はみんな引退済みなんですかねぇ…。
フェンス越しで見づらいですが、こちらは742号機。ひさし付きです。
742号機ってことは元は142号機、長岡運転所所属で寝台特急「北陸」とか牽いてた機体ですよね。めぐりめぐってこんなところでこんな姿に…。
その後ろは715号機でした。
さらに離れたところにもう1機…ナンバー読み取れず…。
しかもよく見たらパンタグラフまで取り外されてる…。
天気が悪いのも相まって、なんとも切ない光景でした。まだ現役の機体もわずかながら存在してるはずなので、ホントに消滅する前に一度は元気に走ってるところを見たいものです。
そして、あれこれ調べてると模型でもバリエーションを揃えたくなってきてしまったりなんかして…。危険!!
ではまた次回。
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この記事へのコメント
yangmin
ちゃんと分かって無くてスミマセンでした(汗)
TOMIXのEF81の「初期型・JR貨物更新車」、ボディ色の再現度も良くて、なかなかですね~。
それにしても…「墓場線」ですか・・・仰るとおり曇天の中の光景なので、何とも哀愁が…(-.-;)
nuke_sve
いえいえこちらこそ…(^^;
機関車はとかくTOMIX派vsKATO派で好みが分かれがちですが、もとよりTOMIX派の自分としては、特にEF81はラインナップの豊富さ(バリ展商法とも言う…)も含めて印象把握もやっぱりTOMIXかな、と思う次第で。
さっそくコレクションが増えつつあります…。
思い入れのある車両が消えていくのは寂しいですが、実車が退いても手元に残せるのは模型の良いところの一つですね。
日本海縦貫線
nuke_sve
お返事遅くなってすみません…!
1号機でしたか。記念すべきトップナンバーの実機を見れてたというのは嬉しいですね。
ご指摘ありがとうございました。