MGイングラムのはなしです。
当ブログでも過去何度も話題の端に上がっておりました、バンダイの1/35MGイングラム。
これね。
発売当時は、リアルタイムに量販店で買える唯一のアイテムだったし、1/60の記憶しかなかった自分には1/35の大スケールは迫力満点で、何よりも当時としては画期的なチップLEDによるパトランプの疑似回転電飾は回転灯好きの自分には夢のギミック、ということで大満足な逸品でした。当時は。
その後、より造形が自分好みの立体マスプロ製品が世に出たり、OA当時モノの超絶造形を目にしたりするに至って、改めて見るとホントMG出来悪ぃな(特に1号機の頭)…と思っておりました。
もちろん、MGを高く評価する声もそれなりにあるのは承知しておりますし、人それぞれ好みですからMG版が好きって方を否定するつもりはありません。ただ自分の理想ではないなと。
そんな中「MGの試作品は良かった…」と教えていただいて、「なにそれ知らない!見たことない!見たいよぅ…!」と、ここ数年ず〜っと思ってたんですが。
先日ふと、手元のレイバー模型作例のムック本をぱらぱら見返しておりましたら、驚愕の事実を発見しました。
これは…!!!!!!
「試作モデル」って書いてあるじゃないですか。いや、何度も何度も見たよこの作例。
これのこと!?!?!?
なんで今の今まで気付かなかったんじゃー!!!!って感じです。
いやね、てっきり伝説的モデラーさんによる超絶作例だと思って眺めてたもので、匠の手による素敵改造だとばかり…。
なるほど、商品化されたMGとは似ても似つかぬ、海洋堂の超出来ソフビにも通じるニュアンスも内包した、なかなかの素敵プロポーション(個人の見解です)、これがそのまま発売されていれば…と言いたくなりますねこれは。
ご覧になったことない方は↓こちらの本でお確かめ下さい。
やーまさかまさかでしたわ。
でまぁ、文句言うなら手を動かして自分なりの正解を生み出してみろやって話なのは何度も言うけど分かっておりますよ。その気(だけ)はある。
その思いの一端は、アマチュアディーラーさんのキットベースなもんで100%とはいかないうえにそもそも個人Dさんの解釈を好き勝手いじり倒すのはどうなんだと思いながらも自分なりのイメージを具現化しようと頑張った1号機ヘッドモデル(LINK)を見て頂ければという感じです。
さて。
実生活のほうで色々ありまして、このところ本当に精神的に追い詰められていたモノでなかなかモケイどころではなかったんですが、そろそろ再始動したいところです。
零式ヘッドのバイザー可動はまったく解決策見えてないけど!
ではまた次回。
この記事へのコメント
yan
大体のパト好きは見たことあると思うのですよ。
本買った当時からモヤモヤですよ
まあこの頃はガンダム系も試作と市販が似ても似つかず
なんて当たり前だったのでそんなものなんでしょう。
モデ零式は色なし初期品よりはマシになりましたが
なんか細かい所が相変わらず、じゃないんですよねえ。
しかも大まかな雰囲気がロボ魂に似てるし。
nuke_sve
遅レス恐縮です。
いやとんだモト暗し案件でした…。
試作から変更になったのはやっぱり「監修」の結果なんですかねぇ。
モデ零式についてはわたしも違和感あれこれありますが、とりあえずフェイスオープンがあんなにイケてない零式は初めてじゃないかと。