さてさて。
かれこれ3ヶ月ぶりの零式ヘッド製作記。どうにかこうにかやる気が出て参りました。
ところが。
ひさびさ引っ張り出して、出来てるギミックをがしゃがしゃ改めて堪能…と思いきや、な〜んか妙にアゴが垂れ下がってるし動きもおかしいぞ?
あ。
目玉ブロックを支えるメインフレームが破断していました…。
もともとプラ棒をT字に接着っていう時点で強度的に不安がある構造なので、「知ってた」案件ではありますが、キット本来の設計に加えてギミック操作用のバーを貫通させるために穿孔した結果、横棒と縦棒との接着面が左右各2.5mm×5mmしかないという脆弱構造でしたので折れて当然…。
申し訳程度に0.5mmの真鍮線で軸打ちとかしてましたが気休めにもなりませんでしたね。
てことで、上下面ともガッツリ削って、プラ板で挟み込んで補強。
ガッタガタでスキマ空いてたりするんで、これホントに補強できてるんかいなってレベルですが、まぁ元よりはマシでしょう。いざとなったら瞬着ドブ漬けの刑にするまでです。
そして、前回(→LINK)の時点では動きはそれっぽくできたけどよく見たらアレコレ干渉しまくってて設計ミスどころではなかったバイザー稼働ギミック部分。
そもそもが既存パーツのかなりアバウトな採寸に基づいて設計してるもんで、画面上であーだこーだ考えるのにも限界があります。てことで、あからさまにダメな部分だけは修正しつつ、ひとまず試作出力してみます。
データだけだとそれっぽく見えるんですけどね。
Photon回すのも4ヶ月ぶりですわ。
ただ、数ヶ月ほったらかしにしておいても何の問題もなく動いてくれるのはありがたい。3Dプリンタってもっとメンテその他が大変な機械だと思ってましたが、予想を遥かに上回る手のかからなさで、いいキカイです。みんなも買えばいいです。
Anycubic純正レジンだと硬すぎてすぐ割れるので、試作にはABSライクと称してある程度粘りのあるELEGOOのグレーレジンを使用。半面かっちり感が全然なく、もやっとした仕上がりがあんまりしっくりきてはいないものの、可動ギミックとかには意外と向いてるかも知れません。メインギミックも最終的にはこれで出力しなおそうかと。
プリント設定をうまく調整できればもうちょっとシャキッと出るのかも知れませんが今回は精密ディティールとかではなく取り敢えず強度が欲しい部分なのでよしとします。
で、仮組み。
これまた、単体で見るとちゃんと出来てるようではありますが、さっそく可動に干渉しちゃう部分を発見して自分の設計力のなさを痛感したりするわけで。
そしていざ本体に組み込んでみると案の定、またまた干渉して収まりません。が、まぁこの程度は想定内というか予想の範疇ではあります。
とりあえずリアルな位置関係がこれでようやく把握できるようになり、現物合わせでクリアランスの調整が進められるのは大きな進歩です。
なおかつ、どうやっても収まらねーよ…と思ってたんですが調整次第ではなんとかなりそうな気がしなくもありません。
まぁ、仮にパーツ自体の可動が仕込めたとして、それを一連のフローと連動させる構造はまだ完全にノープラン白紙状態なんですけど…。
とりあえず、スローペースながら再始動…でしょうか。
ではまた次回。
この記事へのコメント
yan
なんだかバイザーシステム部品にする前の一覧は
地方の電車の駅に見えるような(笑)
もう頭の中がミチミチでブチ様よオート開閉再現するだけで
こんなになるんだからあの中にあんなにギミック仕込める
ワケないじゃんと小一時間問い詰めたいです。
そんなワタクシもそのブチ様に悩まされてまだやる気0です。
nuke_sve
言われてみれば田舎の駅に見えてこないこともないような…。
跨線橋っぽい構造のせいですかね。
細かくするとブレ幅もでかくなるので敢えてゴツめに作ってる部分もあったりしますが、まぁミチミチです(笑)。
「実寸」ならもう少しいろいろやりようもあるのかも知れませんけどね。模型サイズではなにかと…。
で、いい加減だいぶ涼しくなってきましたし、yan式の続きもそろそろ見たいな〜(^^;