あけましておめでとうございます。
今年もまぁ変わらぬペースでだらだらと行くことになるかと思いますが、もうちょっと本気出したい所存です。
さて。
前頭部パーツをひたすら盛り削りする無限ループにもちょっと疲れてきたので、前に進めそうな箇所に手を着けることにしました。ちょいちょい弄ってはいたもののハンパな状態だった目玉周りのパーツ、ひとしきり手を入れた状態がこちらです。
まず目玉の「底」になる円盤状のパーツ、センターのリブが盛大に斜めになってたのでパテ盛りで修正。ここ別に斜めでも構造上なんの支障もないんですが、仮組みして左右の対称を見る時に思いっきり錯覚を生じる原因となってたので、もっと早く直せば良かったところ…。
目玉本体の上下パーツは、カバーとのクリアランスがけっこうシビアで、散々削り込んでありました。かつ、こういう薄くて湾曲したレジンパーツなんて歪んでて当たり前ですから、なかなか合いがよろしくなかったのを熱して曲げてを繰り返した結果、またもや正解が分からなくなっており…。
で、キットにはない追加パーツをデジタル設計です。
電飾を仕込むために遮光ケースが必要になるのと、いまいち何をドコに合わせればよいのか分かりにくいこの目玉周りのガイドとして、目玉のナカミを新作。
新春3Dプリントの結果です。
ちょっとこう、ブロッケンの顔みたい。あるいはディスカバリー号?
電飾プランもちゃんと考えてませんが、横のいかにもな内部パーツを見ればなんとなくどうしようとしてるかは分かっちゃいますね。わざわざ別パーツにしてるのは、最初一体成形でプリントしたら内部の凹凸が表面の出力精度に悪影響を及ぼしてしまったためですが、後々プラン変更になってもこれなら対応出来るでしょう。
しかしまぁホントこういうパーツは3Dプリントさまさまで、ほぼ正確な半球が得られたのでこれに合わせてレジンパーツの細かい歪みを追加補正したり。
で、キット付属のバキュームフォームのクリアパーツと組み合わせてこうなるって寸法ですよ。
ナカミの見え方がどうなるか、塗装のさじ加減に悩みそうですが悪くない。
ただこのクリアパーツがまた難物でして、どうみても周りのレジンパーツより直径が2mmほどでかいんですよね。かなり強引に挟み込まないと組めない。上の写真でもパーツのスキマが大きすぎるのはそのせいです。
こりゃー作り直すしかないか…?とだいぶ悩みつつ型作りのテストも兼ねてのナカミパーツの3D出力だったんですが、よく考えたらレジンパーツで隠れるところは要らないので、大幅に切り欠いてやればどうにかなる気がします。まぁそれは次のステップかな。
パネルの角にある細かい凸モールドは、パーツをガッツリ削り込む過程で半ば消し飛んでしまったので、少し大きめに穴をあけエポパテを詰めてからテキトーな真鍮パイプの断面を押しつける作戦で形を作ってみました。ちょっと不揃いだけどぱっと見はキレイに出来てる気がします。
そして目玉のカバー。
だいぶ前にディティール工作は済んでたもののまだ若干左右の対称が怪しかったのでちょこっと修正しています。
そんなこんなで、目玉まわりはわりと順調かな。
一方、お試しで頬ダクトの上面にちょっとパテを盛ってふっくらさせてみました。
これはこれで悪くない気が。
ただやっぱり、コメカミ部分でのバイザーとのかみ合わせをどうするかが悩みどころ。キットどおりでいくしか!と思って進めてきましたが、常に「やっぱり…」との思いも捨てきれずにいます。バイザー後端とも絡んでくるので、いま一つ踏ん切りが付かないままずるずる…。
んで前頭部ですが、さらに2回ほど盛って削ったところで、ようやくひと区切りにしていいかなと。
サフを吹いて細かい仕上げに入りたいところですが、バイザーギミックがもう少し見えてから…てことでまた保留です。
いよいよバイザーギミックがどうにかならないと先へ進めないのでは?という状況に。逆にいえばバイザーさえどうにかなればあとはもう見えてます。ただそこが最大の難所なんですよね〜…。どうしたものか。
脳内であーでもないこーでもないを繰り返しておりますがまだ妙案に至るにはしばらくかかりそうです。
ではまた次回。
この記事へのコメント
yan
ウチのクリア目玉は別段大きくなかったような。
こめかみさんはホント中々の泥沼なので
まあ触らない方が無難ですよ、やるならハマり覚悟っす。
nuke_sve
おめですー。
ふむ…やはりキット個体差がそれなりにありそう…?それもまた味ですが。
そして経験者は語る…(^^;
果たして覚悟を決められるのか…!乞うご期待!?