お試しでちょっと盛ってみてた頬ダクト上面を、ガッツリ削りました。
併せてこのラインと接する前頭部左右下端も削り込み。
ということで、やめとけとアドバイスを貰っていながら、やっぱり手を着けてしまいましたコメカミのかみ合わせ。
あ〜〜あ〜〜あ〜〜っ!!!
てなわけで頬ダクト内側に切り込みを入れまして、熱して曲げて。
こんな感じに左右の幅を狭めます。
空いた隙間と切り欠き表現になってた部分をプラ板で埋め。
パテ盛って成形です。
かなり大工事になるぞ…とずっと迷ってた部分ではありますが、やってしまいました。やるとなったら…とさんざん脳内シミュレーションはしてましたので、ほぼ想定の範囲内。
繰り返し言ってますが、キットの造形解釈を弄るつもりは基本的にはないんです。ただどうしても仕込んだギミックとの兼ね合いで気になってる部分がありまして。
それがココです。
クリアランスの確保のためにさんざん削り込んだ結果、フェイスオープン時に目玉ブロックと顎パーツの左右に明らかにおかしな空間が。いかにも可動部分だけ別ユニットになってて浮いちゃってる感がどう見てもカッコ悪く、全体の印象をスポイルしていました。
それが、こうなりました。(写真が正確な対比になってなくてアレですけど…)
まだ微調整が必要でちゃんと閉じられないんですが、とりあえず左右の余計なスキマを埋めることには成功。だいぶ印象が改善した気がします。
一方、以前の記事(→LINK)で考察した通り、もともと目玉と頬ダクトの位置関係が劇中描写とは異なってる点については、この改修で頬ダクト上面が下がったので、より離れてしまいました。が、そこはどっちをとるかですかね。
これを(二次元のウソ満載の)劇中イメージに寄せるには、前頭部左右の切り欠きをさらに相当ガッツリ深くして頬ダクトの高さをぐいっと上げないと辻褄が合いません。それだと未だ迷走中のバイザー可動ギミックの逃げ場がますます無くなってしまうし造形的に別物になりすぎるのでやめておきます。
そこんとこの再現は引き続き同志のアレンジに譲りつつ…。
で、頬ダクトの左右幅がタイトになったということは、顎パーツのクリアランスも再確認が必要になるわけで。オープン時に極力影響しないラインを狙いましたが、まぁすんなりとはいきません。
しかも、あれこれ動かして検証してみたところ、どうも遙か昔(→>LINK)に確実な位置合わせと補強のため後頭部と底板をビス打ち固定にした際、前頭部のスライド軸とメインギミックの可動軸がズレていた模様…。
ビス穴自体がセンタリング出来てないのは分かってたんですが、ちょっとズレててもパーツ自体の位置が合ってれば問題ないやろ…とスルーしてたらそれも合ってなかったという始末。改めてちゃんと見たら、いやこれどう見てもズレてるやんけ…と。なにやってんだか。
仕方ないので、一度埋めて穿け直したり。
基準となってた固定軸が合ってなかったとなれば、これまたあちらこちらの辻褄が合わなくなること必至。どうやらさんざん曲げて戻して盛って削った顎パーツ、まだ左右対称が全然取れていないようです…。
形状の調整は一進一退だしバイザーギミックは突破口見えないしでホントにもう…ですが、今回の改修によって実はさらにもうひとつ、スルーするつもりだった部分が要改修になってしまった気も…!?
造形は一休みして電飾のことでも考えようかな。
ではまた次回。
この記事へのコメント
yan
結構印象が変わりそうですが、見た目的にはどうです?
なにげに板厚も薄くなってるような。
kitの男前感をなるべく残しながらってのが難しいですよね。
nuke_sve
さすが!同志は目の付け所が的確…。
まさにご指摘の通りインテーク幅は気になってますので、ちょこっと修正かな…とは考えておりますデス。現状これはこれで悪くない気もしてはいるんですけど。
ホント、カッコ良く出来てるキットの印象を変えたいワケじゃないのに!!でも…!!っていうサジ加減が悩ましいです。
内側の板厚はゴリゴリやってたら薄くなっちゃっただけなんですが、バランス見つつ調整します〜。外側と合ってないですよね…。いやドツボ…。