やっぱりとりあえず手を動かすのはメンタル改善に多大なる効果があると感じます。
さて。
前回ぶわっとだいたいカタチになってました1/72高機動車、やっぱ1/35に比べると細かい。フジミらしい思い切りもありながら、必要十分な精密さはあります。
そんな中、とはいえ残念なのがこちら。

ヘッドライトにつく金網状のライトガード。
とにかく細いパーツなので、1/72プラモで再現となると、強度も考えてこうなるのは仕方ないかな、というところではありますが、一体のクリアパーツのうち「桟」の部分だけ塗装してね、というのがキットの仕様。
さすがにライトパーツの前に別のクリアパーツが被さるのはちょっとね〜…と。
ここ、極細金属線で自作されてる凄腕モデラーさんもいらっしゃるようなんですが、自分にはそこまでのスキルはありませんので、キカイの力を借ります。
Fusion360で設計してAnycubicPhotonで3Dプリント。

プリンタと樹脂の性能からしてこの辺が限界に近いかなという感じですが、予想以上に細かく出力できました。とはいえやっぱり細すぎるのでちょっとした衝撃で折れるし、出力自体うまくいってないものも。
失敗作を仮にはめてみたところ。

なにぶん失敗作なもので折れてるしぐにゃってたりしますが、精密感としては悪くないのでは。
若干の手直しをしつつ再出力したもののうち、ちゃんと出てそうなやつを取り敢えず塗装してみました。

塗膜の厚みで取り付け時に壊れる気もしますがまぁダメならまた出せばいいや、が3Dプリントのよいとこですね。
で、細かいと言えばデカール。
所属部隊表記やナンバーは、プリセットされてるもの以外にバラの文字をお好きに組み合わせてね、ってことになってるんですが、ナンバー数字は長辺1.5mm、部隊表記は長辺わずかに1mmです。
こんなもの水転写でバラで並べて組み合わせろとかどんだけスパルタですか。

…と思いながらも、バラで再現したい組み合わせがあるのでやむを得ず挑戦してみたわけですが、どうにか遠目には見られるレベルでは成功しました。よくやった自分。
若干へごへごしてるのは多めに見て下さい。
元になってるのは実車資料ではないんで組み合わせとしてリアルなナンバリングなのか分かりませんが、再現したいものはできました。お分かりでしょうかね。
てことで色々手抜きゆえにサクサク細部仕上げに入ってますので、もうすぐ完成しそうです。
ではまた次回。
この記事へのコメント
青い森のヨッチン
nuke_sve
使用レジンやモデルの配置等にもよりますが、今回は30分ぐらいでした。
最近の機種はうちの無印Photonより3〜4倍速いらしいので、もっとサクッと出せるかと。