ということで、簡単レビューです。
それがこちら。

アオシマの「楽プラ」シリーズの新展開、働く車の第1弾ラインナップから、クラウンパトカー。
いろいろとハナシには聞く楽プラ、自分は初めてなんですが、このキットはパトカーの特徴たる白黒ツートンカラーをパーツ分割で再現、というのが何よりの注目ポイント。
勝手に「ってことは、ボディは上下分割なんだろうなー、大胆〜」などと思っていたのですが、開封してみたら目に入ったのがこちら。

あれ?ちゃんと「ボディ」のカタチをしています。
上下分割じゃない…?
よく見ると、こうです。

ボディの下半分だけ一段凹んでる。
ここにこちらの黒いサイドパーツをはめ込むという構造。

なるほど、考えてみれば妥当な構造ではあります。なんなら黒部分はシャーシと一体なんだろう、と予想してたんですが、甘く見すぎでした。
そしてフロントとリアもいい感じに黒部分が別パーツ化されていて、パーツ分割の妙に唸る。
肝心のパトライトはもちろん赤いクリアパーツですし、グリルやライト周りはメッキパーツと、エントリーモデルながら抜かりなし。

ただ、だったらパトライトの内部メカもメッキにして欲しかったですよぅ。
んで、これもウワサに聞く楽プラシリーズお馴染みの「折って組む」内装バスタブ。

初体験ですが、手軽にカッチリ組めるし、造形の省略もほどよいバランスですし、一方で警察無線なんかも造形されてたりシールで細かいパネル周りはフォローされていたりとなにもかも必要十分。
ただまぁ、各部が「シール」なのはお手軽な半面、精度の高さ故に貼るのが結構難しい部分もあったりして。

いろいろ考えつつ、ひとまずまだ全部は貼ってません。
キットでご用意されてるシールをフルに生かしてお手軽に組むもよし、全塗装や別途デカールを駆使してやるもよし、気になるところだけ部分塗装してみてもまたよし。
作る人がそれぞれの技量やプラモへのスタンスに応じて色んな楽しみ方ができるが故に、自分はじゃぁどうしよう、で割と迷っちゃうところが贅沢な悩みになるキットですね。

青島文化教材社 1/32 楽プラ スナップキット No.01-PC トヨタ クラウン パトロールカー 色分け済みプラモデル
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
- 発売日: 2024/09/28
- メディア: おもちゃ&ホビー
そして、カーモデルに限らず「スケール」モデルであっても厳密に実物を縮小再現すると模型サイズではむしろ「似てない」ように見えてしまうこともあるので何かしらのデフォルメがされているのが当たり前。という点で言うと、このキットはちょっと造形のデフォルメが強め?な気がしますがどうでしょうか。
前述の通り、キットの作りがお手軽志向な分、手を入れる余地も多く残されているので、やっぱ電飾改造ぐらいはしてやりたいところです。という、毎度の「いつやるんだ」発言ですけれども、1/32というサイズ感もまたお手頃ですし1/35のMGイングラムと並べても合うスケールなので、遠くない内にはちょっとなんかしてやりたいです。
で、同時発売で同時に予約した救急車のほうが未だに発送されてないんだけどAmazonどうなってるんや…。

青島文化教材社 1/32 楽プラ スナップキット No.02-HM トヨタ ハイメディック救急車 色分け済みプラモデル
- 出版社/メーカー: 青島文化教材社(AOSHIMA)
- 発売日: 2024/09/28
- メディア: おもちゃ&ホビー
ではまた次回。
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