ちょっとバタバタしてたってのもありますが、なんか問題が起きてたってことでもあります。
で。旧キット1/60イングラムほどほど改造製作、続きです。
大がかりな工作は一段落、などとほざいてましたがそんなことありませんでした…。
強引な改修を施した腹部周り、前面はどうにか辻褄を合わせましたがサイドがまだそのまんま。

切り継いだ脇腹前方のラインが繋がってないのもさることながら、どうも胴体下端の面構成が変なアレンジになっているようです。
なんでこうなっているのか、は全体的なバランス調整の結果として理解は出来るのですがもう少し設定に揃えたい。
さすがにパテ盛りでやるしかないので、盛って整形です。

こればっかりは「旧いキットなので」で仕方ないところですが、合いの良くない箇所も目に付きます。細かい改修を終えたところで表面処理と併せて整えていきたいところ。
パテ盛りするなら…でついでに他も盛りました。

胸部ペリスコープ、同志のコメントでは気に入ってないというハナシもありましたが、自分は別に形状に(キットアレンジの許容という意味で)不満はなく、とはいえ上面がやけにヒケてましたのでだったら…と。緩やかな曲面になるよう仕上げてやろうかなと。
左右のリトラクタブルライトのカバーモールドは、やけに長方形なのでもう少し正方形に近い形で彫り直してやろうということでいったん埋めました。スジ彫り下手くそマンなので惨事が予想されますけれども。
などやりつつ、目を瞑っていた厄介な問題への対処も。

右脚のリボルバー収納部のカバー。
ヒンジを修正して見映えを向上したのはいいものの、パーツ強度が低下してしまうのはやむを得ず、かつ下腿部外装を弄るにあたっては後ハメ加工が必要になり、ということで記事外でアレコレやってたんですけれども、まぁ折れるワケですよ。何度も何度も。
細い真鍮線で軸打ちみたいなことをやってみますがいかんせんパーツが小さすぎて軸打ちの効果も出ず、結局プラ板を足して補強しています。
とかやってると、当然のごとくちゃんと閉まらなくなるワケです。どうしたものか。
さらに、そんなヒンジ周りも大問題なんですけど、真の問題はそこではなく。
こちらをご覧下さい。

下腿部外装パーツ、脚部の開閉機構に伴って、右脚の外側だけ「内壁」があるんですよ。
で、以前の記事の通り、ここ上部をちょい足ししながらラインの辻褄をギリギリで誤魔化していたんですけど、この右脚外側だけ実は誤魔化しようがなくそのままになっておりました。黙っててスミマセン。隠してました…。
他と同様にカバー側の上端を伸ばしてもラインが繋がらないし、左右対称ではないこの内壁パーツをどう料理したものかと。
で、どうしよっかなー…で手が止まるっていう。
気分転換に、こんなこともしてみたり。

その他全身はちゃんとしてるのに、なぜかあからさまに造形クオリティが一段劣るハンドパーツ。
イングラムは角指なのに丸いし、どう見ても大きすぎるし、ディティールももっさりしてる。ということで、削りシロを確保するために内部にエポパテを充填してからゴリッゴリと削り出してみました。
ハンドパーツの削り出しとかいう上級者向け工作は初挑戦ですけど、それなりにはなるもんですね。とりあえずやってみた、なのでガッタガタですし現状で親指がないですけど、比較するとサイズ的にも一回り小さくなってちょうど良さそう。
握りこぶしとスタンスティックの握り手を兼ねてるのでその辺の甘さは仕方ないとして、ここから真面目に仕上げていけば見られるものになりそうです。
そんなこんな、が少し前の出来事でした。
で、下腿部外装をどうするか、が次なる課題です。
ではまた次回。
この記事へのコメント
yan
手の削り出しは素敵であります。
nuke
細かすぎ選手権はまだまだ続きますよ(笑)。
手の削り出し、我ながら良く出来たと思ってるんでお眼鏡にかなったようで嬉しいです。